♪ 小児脳腫瘍研究支援チャリティーコンサート ♪

小児脳腫瘍研究支援をするために 楽器演奏を趣味に持つ脳外科医たちで結成されたオーケストラと、
この企画に賛同した宝塚OGが創り出すひととき。 それが・・・


2018年10月13日(土)

脳神経外科学会会員によるオーケストラ創立30周年記念事業としての

コンサートは無事終了しました。。

ご来場下さいました皆様、ご寄附をして下さった皆様
本当に有難うございました m(_ _)m

 2018年04月20日

小児脳腫瘍とは

「がん」は大人の病気と考えられておりますが、悲しいことに子供にも発病いたします。
小児がんで最も多いのは白血病ですが、その次に多いのが脳のがん(小児の悪性脳腫瘍)で、
1年間に450人の子供(14歳未満)に発病します。

小児悪性脳腫瘍は周りの脳を壊しながら大きくなります。
特に呼吸中枢やホルモン中枢に近い場所に多く発生するために、
これらの中枢を守るには手術で腫瘍を完全に取り除くことができません。
取り残した腫瘍はすぐに大きく成長するので、やむを得ないことですが、
手術に引き続き成長期の子供の脳に放射線治療、
抗がん剤などの治療を加えなければなりません。

もう一つの特徴として、
脳内を循環する脳脊髄液の狭い流路に接して発生することもあり、
腫瘍が大きくなるとその流路が閉塞し、
流れを閉ざされた脳脊髄液は脳の中にたまって脳を内部から圧迫し、
脳の働きを急速に低下させて呼吸が止まる危険もあります。 

このように診断から治療が終わるまでの管理が難しく、
治療も正常の脳機能を守るために多くの制約があり、
小児がんの中で最も死亡率が高く、治せるお子さんは約半数です。
また、治療による合併症や後遺症も避けられないこともあり、
30%の方は何らかの脳機能障害のために大人になっても就職できません。

それでも40年前の教科書に、
著者が「本書の中で最も悲しい頁。私の経験では治った患者は一人もいない!」と記した髄芽腫という腫瘍は、
いまでは適切な治療により60%が治る時代になっています。
放射線治療の量を減らしても90%以上治る腫瘍もあります。

基礎研究の進歩には目を見張るものがあります。
治せる腫瘍にはさらに治療の負担を軽くできる見込みが出てきました。
5年以上の生存が難しい腫瘍に新しい治療薬開発の可能性も出てきました。
世界中の研究者が手を結んで、有効かつ安全な治療方法開発のために、
腫瘍別に1年に1回集まって研究の進歩と治療への応用を議論しています。
近い将来、この努力が必ず実を結ぶでしょう。


詳細(専門的には)こちら

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❰チャリティーコンサート実行委員会❱

「小児脳腫瘍研究支援チャリティーコンサート実行委員会」結成:2014年夏ごろ。
素人がHPを作成。そしてチケットのお取扱いなども経験。スタッフブログも時々更新!


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【コンサート】

2014年10月11日(土) 東京・第一生命ホール 『Romantic Melodies in Brain』
Musica Neurochirurgiana (日本脳神経外科学会会員によるオーケストラ)と
宝塚OGとの初コラボコンサート


2018年10月13日(土) 東京・第一生命ホール 『Romantic Melodies in Brain II』
Musica Neurochirurgiana (日本脳神経外科学会会員によるオーケストラ)創立30周年記念事業

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小児脳腫瘍研究支援チャリティーコンサート実行委員会

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